2000年代の日本の絵本展 2000-2009
図書館や書店に行くと、たくさんの絵本に出会うことができます。しかし、絵本になる前の原画をみることのできる機会は、めったにないもの…。
現在、ちひろ美術館・東京にて『2000年代の日本の絵本展 2000-2009』が開催中です。会場では、近年亡くなられた長新太さんや瀬川康男さんの作品をはじめ、現在活躍中の荒井良二さん、酒井駒子さん、スズキコージさん、長谷川義史さんなど、2000年代を代表する絵本画家の作品約100点をみることができます。印刷される前の言葉が入っていない原画には、作家の息づかいが聞こえてくるような迫力があります。じっくり眺めてみると、新たな絵本の楽しみ方をみつけることができるはずです。
また、落ち葉や柿、すすきなど、秋をモチーフしたいわさきちひろさんの絵を集めた『ちひろ・秋のいろどり展』も同時開催中です。編集部が訪れた日は、美術館の入り口にある大きなケヤキの葉っぱが少し色づきはじめていました。お子さんと一緒にゆったりとした時間が流れる館内で、作品を見ながらいろんな話をしてみてはいかがでしょうか。
ちひろ美術館では、マンモス21号を配布しておりますので、まだマンモス最新号をお持ちでない方は、ぜひ手にとってみてください。
『2000年代の日本の絵本展 2000-2009』
開催期間:~11月14日(日)
ちひろ美術館・東京
〒177-0042 東京都練馬区下石神井4-7-2
TEL:03-3995-0612
開館時間:10:00~17:00
休館日:月曜日(祝休日は開館、翌平日休館)
入館料:高校生以下無料、大人800円
www.chihiro.jp/tokyo/