かわしまようこさんが選ぶグリーンな本
ふだんは見えない木の根っこや、土の中に棲むいきものを描いた絵本『じめんのうえとじめんのした』。花作家のかわしまようこさんが教えてくれた、グリーンをもっと好きになる本のひとつです。マンモス20号「グリーン」特集で紹介してもらった中から、木に関する3冊の本をピックアップしてみました。
『じめんのうえとじめんのした』文・絵:アーマ E.ウェバー 訳:藤枝澪子
地球上にはいろんな種類の動物や植物が地面の上と地面の下に生きています。いろんな生きものの特徴を比べていると、植物にものすごい力があることを知ってリスペクトが生まれてくる!
『木』 文:木島始 絵:佐藤忠良
目では見えない、耳では聴こえない木の世界をダイナミックなタッチの絵が感じさせてくれます。誰にでもお気に入りの大切な木はあるのではないでしょうか。絵を描きたくなってきます。
『木はいいなあ』作:ユードリイ 絵:シーモント 訳:さいおんじさちこ
たのしい気持ちを木からわけてもらった記憶はありませんか? 木と過ごした時間を思いだしながら、あるいは想像しながら、木を植えたいなあ、という思いにつなげてくれる1冊。
※マンモス20号「子どもと楽しむグリーンの教科書」