しあわせな食事のための映画たち
毎日、当たり前のように口にしている食べ物。
これらの食べ物は、どのような環境で育ち、どのように生産されて、私たちの食卓にのぼっているのでしょうか。
作物が育つ土の中の世界はどんな世界なのでしょう?
生産性を高くするために農薬を使用して虫を殺すのは、地球や人間の身体にどのような影響を及ぼすのでしょうか?
世界各地で制作された「食と農」にまつわる映画のシリーズ上映「しあわせな食事のための映画たち」が、逗子市にある映画館シネマ・アミーゴで開催されます。
6月11日から1年以上、全14回にわたって、さまざまな視点で制作された食に関する映画が上映されます。
第1回めは、人類の健康と環境の危機を訴えたレイチェル・カーソンが、余生を送ったコテージを舞台に、豊かな自然の中での日々をドキュメンタリーで伝える『レイチェル・カーソンの感性の森』。
そして、山形県高畠町の二井宿小学校の子どもたちが、有機農業を通して苦労の末に野菜を育て収穫を喜ぶ姿を描いた『田んぼは僕らの教室だ!』が上映される予定です。
今の食事は本当に「しあわせな食事」なのでしょうか?
映画を通して食を見直してみましょう。
詳細はこちら。
シネマ・アミーゴ http://cinema-amigo.secret.jp/
アグリアート http://agriart.blog69.fc2.com/
「しあわせな食事のための映画たちー未来のこどもたちへー」
上映作品紹介 第1期:2011年6月11日~8月19日
『レイチェル・カーソンの感性の森』 6月11日(土)~6月17日(金)
2008年/55分/英語/日本語字幕/アメリカ/監督:クリストファー・マンガー/脚本・プロデューサー・出演:カイウラニ・リー
『田んぼは僕らの教室だ!』 6月11日(土)~6月17日(金)※上映予定
2009年/45分/日本語/日本/ディレクター:松浦正登/制作:山形放送/第25回農業ジャーナリスト賞受賞作品
『根ノ国』 7月9日(土)~7月15日(金)
1981年/24分/日本語/日本/制作:菊地周/監督:荒井一作/制作:東京写真工房/文部省推薦
『みんな生きなければならない』 7月9日(土)~7月15日(金)
1983年/80分/日本語/日本/企画・撮影:菊地周/構成:亀井文夫/制作:東京写真工房
『サルー!ハバナ─キューバ都市農業レポート』 8月13日(土)~8月19日(金)
2006年/33分/スペイン語/日本語字幕/日本/監督:井坂泰成/取材協力:吉田太郎/制作:Office ISAKA
『コミュニティの力』 8月13日(土)~8月19日(金)
2006年/53分/英語/日本語字幕/アメリカ/監督:フェイス・モーガン/制作:コミュニティ・ソリューション