左) 縄跳びするマリー・ルー ハロルド・ユージン・エジャートン 1940年
右) 写真を撮るウーナ、1977年「いまだ失わざる楽園」あるいは「ウーナ3歳の年」《静止した映画フィルム》より ジョナス・メカス 1977年 

子どもを撮る技術|東京都写真美術館

写真が登場した19世紀、当初の技術では静止していないものは撮ることが難しく、よく動くこどもは特にその姿がぶれてしまいました。それでも人々はいかに静止させるか考え、こどもの瞬間を留めた写真を残してきました。東京都写真美術館で開かれているコレクション展「こどもの情景-こどもを撮る技術」では、いかにしてこどもを撮影してきたかを、多彩な作品と写真の歴史から紐解いています。誰もが携帯やデジタルカメラを持っている時代だからこそ、こうした子ども写真の原点に触れることはきっと貴重な体験となるでしょう。
また、毎週金曜日(15:00~18:00)には、作品を鑑賞しながら会話を楽しむことができる「おしゃべり鑑賞タイム」が設けられています。静寂な展示室では遠慮がちになる親子の会話も、こうした時間があると気兼ねなくおしゃべりできるので、こどもと一緒の作品鑑賞もいっそう楽しめそうですね。
コレクション展「こどもの情景-こどもを撮る技術」 
会場:東京都写真美術館
  東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内 » MAP
会期: 2011年7月16日(土) ~ 9月19日(月・祝)
休館日:毎週月曜日(休館日が祝日・振替休日の場合はその翌日)
» 東京都写真美術館 
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