あさになったのでまどをあけますよ|荒井良二の絵本
絵本作家・荒井良二さんの新刊「あさになったのでまどをあけますよ」が、12月2日に出版されました。タイトル通り、新しい1日を迎えるための希望に満ちた絵本です。荒井良二さんは震災以降、東北地方沿岸部の町を訪ねる旅を繰り返し、被災地の人たちと一緒にワークショップに取り組みました。そうした思いをこめて描き上げた、ポジティブな力があふれる絵本となっています。
『あさになったのでまどをあけますよ』
作:荒井良二
出版社: 偕成社
発売日: 2011/12/2
なにげない日々の繰り返しの中に幸せがある。
新しい1日をむかえるために窓をあける子どもたち。
なにげない日々の繰り返し、その中にこそある生きることの喜びを描いた絵本。
荒井良二
1956年山形県生まれ。『ルフランルフラン』により日本絵本賞を、『たいようオルガン』によりJBBY賞を受賞するほか、ボローニャ国際児童図書展特別賞、小学館児童出版文化賞、講談社出版文化賞絵本賞など受賞多数。2005年には日本人として初めてアストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞。主な絵本に『バスにのって』『スースーとネルネル』『はっぴぃさん』『きょうというひ』『えほんのこども』『うちゅうたまご』『モケモケ』などがあり、その他に作品集『metaめた』、マンガ『ホソミチくん』なども刊行している。http://www.ryoji-arai.info/