DOOR TO JAPAN 日本を知るきっかけづくり 第5回 長崎凧|URBAN RESEARCH DOORS #005
アーバンリサーチドアーズが紹介するのは、長く大事に使いたい日本のいいものと、それをつくる人たち。第5回目は、江戸時代に伝来した長崎県の伝統工芸品「長崎凧」。現役の凧づくり職人・小川暁博さんに長崎凧のつくりかたを教えていただきます。今回つくる「一銭凧」は、だれでも簡単に揚げられる小さな凧。紋様は“ 運気がどんどん昇っていく”という縁起物の龍をモチーフにした「竪棒に眼龍」です。
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日本を知るきっかけづくり 第5回 長崎凧|URBAN RESEARCH DOORS #005
*mammoth No.34 SOIL Issue収録(2017年3月15日発行)
長崎凧の歴史
「長崎凧」は江戸時代の初め、出島へやってきたオランダ人の従者であるインドネシア人から伝来したとされています。ただ揚げるのではなく、ガラスの粉を塗りつけた「ビードロヨマ」と呼ばれる糸を絡め合い、互いの糸を切り合って競うため「けんかバタ」とも。竹ひごづくりや和紙の染め、紋様の切り抜きはすべて手作業で、デザインは200 ~ 300 種類におよびます。お正月に限らず揚げられ、長崎らしい風景として愛されています。
URBAN RESEARCH DOORS
新しい価値観へのトビラを開く“きっかけ”に出会えるお店
使うたび、つくり手の思いが感じられるていねいな仕事。時代を超えて愛され、長く使えるデザイン。アーバンリサーチドアーズは、そんな価値あるものたちに込められた思いを大切に伝えるお店です。「着る・食べる・住む」という日々の暮らしを、豊かにここちよく。今ある自分たちの生活を見つめながら“あなたらしい”スタイルを探しにきてください。http://www.urdoors.com/