Artwork: Shusaku Arakawa+Madeline Gins, Image from the book "Making Dying Illigal"(ROOT BOOKS)

HANDICAPPED&ABLE|マンモス22号テーマ

マンモス最新号#22の特集は、「HANDICAPPED&ABLE」。
ひとり一人の顔が違うように、障害も個性のひとつ。
これからの社会に必要なのは、たがいの違いを認め、障害を持つ人たちの声にも耳を傾けること。そして彼らの声にも応えられる豊かな社会を目指すことではないでしょうか?
今回の特集では、さまざまなアプローチで「障害」という壁をとりはらい、違いを持つ人々が共存する社会を目指して活動する方々にお話をうかがいました。お話のなかに、社会を変える新しい価値観やアイデアがたくさんみつかりそうです。
このテーマにしたきっかけは、ある意味、子どもはハンディキャップなのかもしれないと思ったことからでした。今のこの社会、大人や健常者が築いた社会だから、そこで生活するとなると「障害」が出てきてしまう。
同じ立場の人たちだけが暮らし、そのニーズにだけ応える社会では、いいかえてみれば、それ以外の人の存在が認められていないということ。
車いすの人、ベビーカーの赤ちゃん、そして子どもたち。社会にはいろんな立場の人がいて、いろんな声があるはず。子どもたちも、大人よりも多くのことを感じ、正しいことを知っているのに、その声は社会に届いていますか?
これからはいろんな立場の人とふれあい、いろんな人の声が反映された社会になってほしい、
そう願って、この特集を組みました。
発行は3月18日を予定しています。どうぞお楽しみに!