『光の星』浜田廣介(集英社)

ユトレヒト・江口宏志さんが選ぶ星の本

星や月が描かれる絵本がどれもやさしくて少し悲しいのは、その光が届いている間は、僕たちはいつもよりちょっとたくさん話ができて、ちょっと仲良くなれるからだと思うのです – そんな言葉とともに素敵な星の絵本を紹介してくれたのは、ブックショップ・ユトレヒトの江口宏志さん。長い冬の夜に、親子でゆっくりと星の絵本を開いてみてはいかがでしょう。
光の星』作:浜田廣介 絵:メリンダ・パイノ
天の川のほとり、泥だらけで倒れているかささぎを、川でくんだばかりの大事な水で洗ってあげる小さな星の物語。やさしい心で見上げる夜空の星は昨日より輝いて見えるはず。
GOOD NIGHT MOON』マーガレット・ワイズ・ブラウン 評論社
ベッドに入ったけどまだちっとも眠くない夜、子ウサギは、目に入るものすべてにおやすみを言います.「最後に月と星にも。まるで見守ってくれていることを確認するように。
星座を見つけよう 科学の本』H.A.レイ
『ひとまねこざる』のレイにかかれば、ギリシャ神話は、ライオン、キリンに、おおぐまこぐま、動物園のような星座の名前を登場人物に、夜空に描かれた大きな絵本なのです。
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