動物たちにさわってみよう
子どもたちにとってうれしいのは、実際に動物にさわれること。手ざわり、におい、鼓動、そしてぬくもり… 実際に動物に触れてみると、見ているだけでは体験できない、様々な感覚に出会うでしょう。恩賜上野動物公園内にある「こども動物園」は、60年以上にわたって子どもたちに動物とのふれあいの場を提供した日本で最古の「さわれる」動物園。ウサギやモルモットなどの小動物や、ヤギ、ヒツジといった家畜動物が放し飼いにされています。
「同じ動物でも、家で飼っているペットとは違います。ここにいる動物たちは、気に入らないことをされたら噛むし、蹴ることだってある。おいでと命じて来るわけでもない。でも、だからこそ学べることがたくさんあると思います」とは、こども動物園の高藤さんのお話。動物に触れてみることは、子どもたちにとってかけがえのない体験となることでしょう。
» 恩賜上野動物園
※ マンモス15号「家族でどうぶつ学習」では、子どものためのふれあい動物園を紹介しています。