三鷹天命反転住宅で暮らす人たち
幾何学で組み立てられた極彩色の集合住宅「三鷹天命反転住宅」。でこぼこの床、音が響きわたる球形の部屋、部屋の真ん中に登り棒、まるでテーマパークのような建物だけれど、室内には、キッチン、トイレ、バスルームもあり、実際に生活できるように設計されています。
この建物を造った芸術家・建築家の荒川修作さんは、「ここに住むと身体の潜在能力が引き出され、人間は死ななくなる」と語っています。この住宅をテーマにした映画を撮った山岡信貴さんは、2006年からの反転住宅の住人。映画には山岡さんの二人の子供、遊眞くんと想乃ちゃんも登場します。3歳の時にこの住宅に住み始めた遊眞くんとここで生まれ育った想乃ちゃん。二人はこの住宅とどのように共鳴したのでしょうか。マンモス21号「future」でインタビューした、宇宙物理学者・佐治晴夫さんも出演しています。
映画『死なない子供、荒川修作』
「人間は死なない」と断言した男と、「死なない家」に住んだ人々の希望のドキュメンタリー12月18日(土)より、渋谷シアター・イメージフォーラムにて
ナレーション:浅野忠信 音楽:渋谷慶一郎 監督:山岡信貴
出演:荒川修作(コーデノロジスト)/佐治晴夫(宇宙物理学者)/天命反転住宅の人々住人たち
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