七世代先のこと、想像できますか?|Play with Earth|mammoth No.16
ネイティブ・アメリカンの教えのなかに、「七世代先を考えよ」というものがあります。七世代先とは、自分が生きている現在から五百年ほど未来のこと。「七世代先を考えよ」とは、今、目の前にある美しい風景を、未来に生きる子孫のためにそのまま残しなさいという教えです。だからネイティブ・アメリカンの人々はどんな些細な事でも、つねに七世代先のことを考えて行動してきたといわれています。
今、私たちのまわりでは、地球環境問題としてさまざまな問題が取り沙汰されています。多くの動物たちは絶滅の危機にあり、温暖化の影響で沈んでしまいそうな国もある。こうした問題のほとんどは、私たち人間に原因があるといわれていますが、それはいつからか人間が今の風景を未来に残そうと思わなくなってしまったからではないでしょうか?
マンモス16号では、地球環境問題にふれる前に、親子で楽しみながら地球に親しむ方法を紹介します。四十六億年という時間をかけて育まれてきた地球の歴史に触れたり、身近な自然をとおして地球を感じることで、子どもたちがこの美しい地球を何世代も先まで残したい、と思うきっかけになればと思います。
Mammoth #16
Play with EARTH
子どもと一緒に地球とあそぼう
2008年3月30日 発売
環境問題について考える入り口となるように、地球の成り立ちや、親子で楽しみながら自然に親しむ方法をご紹介します。
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