ソックモンキーをつくろう
ソックモンキーが誕生したのは、いまから100年以上前のアメリカ。その時代は戦争や不況が重なり、人々は貧しい生活をしていました。ある年のクリスマス、炭坑町で暮らすおばあちゃんには、かわいい孫娘にプレゼントを買ってあげる余裕がなく、そのときに思いついたのがソックモンキーでした。家にあったかかとの赤いおじいちゃんの靴下で、かわいらしいサルのぬいぐるみをつくったのです。世界でたったひとつの、かわいい孫娘へのプレゼント。その後、ソックモンキーは全米に広がり、いまや日本をはじめ世界中で愛される人形になりました。子どもたちに幸せを運ぶソックモンキー。 現在配布中の『mammoth』No.26 [ソックモンキーをつくろう]のページで、完成までの制作過程を紹介しています。親子で想いをこめて、ソックモンキーをつくってみませんか?
special thanks: Sock Monkey Association
ソックモンキー協会では、ソックモンキーがつくられた歴史や物語から単に工場で大量生産するのではなく、社会的にも貢献できる新たなビジネスを創造しました。現在は、障害を持つ人々の仕事として、また、障害者就労支援の一環として「ソックモンキーづくり」を行っています。
sockmonkey-kyoukai.jp
※ 今回本誌で使用している、ソックモンキー完成までの過程を撮影した写真は、クラフト雑貨のお店「KAUNIS(カウニス)」よりお借りしました。KAUNISのネットショップでは、ソックモンキーとソックモンキーの靴下を購入できます。
http://store-kaunis.jp/?mode=cate&cbid=297341&csid=0#c