畑の中で色とりどりのグリーンを感じる、農園ワークショップ
農とアートが結びついたイベント「グリーンハウスでグリーンアート」が、北海道十勝の畑の中で行われました。参加する子どもたちが、家にある緑色のペンやクレヨン、包装紙や布きれなどを持って集まり、大きな畑の風景を緑色だけをつかって描くワークショップです。会場は農業用のビニールハウスを使った、岡本農園の「グリーンハウス」(中札内村)。ハウスの外には、小麦、とうもろこし、てんさい、じゃがいもなど、7月はじめの青々とした畑が広がっていて、いろいろな緑色を風景の中に見つけることができました。いつも何気なくつかっている緑色のクレヨンも、こうした風景の中ではたくさんある緑の中の一つ。下絵に描かれたイラストのラインを参考にしながら、絵の具を混ぜて塗ったり、紙を切って貼ったりと、畑だけでなく、山や空、鳥やトラクターも、いろんなグリーンに染まっていきました。
ワークショップを担当したのは、広々とした畑の風景に惹かれて村に移り住んだチームヤムヤム。「畑のいろんな色を感じながら、風景の中にあるストーリーをみつけるきっかけになれば」と話していました。最後に台紙をつなぎ合わせると、色とりどりの緑色で描かれた十勝の風景が出現。完成した作品からは、食糧自給率1100%という十勝の畑の力強さを感じられました。
イベントの写真は岡本農園のブログ(こちら)で見ることができます。