植物を知ろう!展|牧野植物園

高知県立牧野植物園では、7月16日より「植物を知ろう!」展が開催されています。牧野富太郎は、日本の植物分類学の父とよばれ、新種や新品種など1500種類以上の植物を命名した植物学者です。その功績は、自らを「草木の精」と称したほどの植物に対する情熱と、子どものような好奇心から生まれたもの。夏の花々が咲きそろう自然豊かな植物園で、牧野博士のように大人も子どもも楽しみながら植物とふれ合ってみませんか?
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 Base Camp

国内最大の屋内クライミングジム・ベースキャンプ

マンモススクールのビデオで、ロッククライミングの楽しさを教えてくれている、プロ・フリークライマーの平山ユージさん。映像の中に登場する屋内クライミング施設は、埼玉県入間市にあるクライミングパーク「ベースキャンプ」です。「自然の中で岩を登る楽しさを、街中で行えるように」と作られた、平山さんが代表を務める国内最大の広さのクライミングジムです…
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 『ピーターパン』(1924年)

とびきりすてきな映画の旅に出よう! こども映画館

小・中学生を対象とした、こどものための映画イベント「こども映画館」が、東京国立近代美術館フィルムセンターにて開催されます。「エジソンの初期短篇集」(1897-99年)や『チーズトースト狂の夢』(1906年)、初期のカラー作品など映画の原点をたどる作品にはじまり、活弁と音楽でよみがえる80年以上前の『ピーターパン』(1924年)、そして『メトロポリタン・ミュージアム』(1984年)『うかれバイオリン』(1955年)といった、映画の中に出てくる「こども」をテーマに集めた…
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 monkeymagic

目の不自由な人たちのクライミングスクール

視覚障害を持つ人も一緒に参加できるクライミングスクール、「モンキーマジック」。スクールの代表を務める小林幸一郎さんは、かつてアウトドア用品販売店のスタッフとしてアウトドアのツアーやスクールを企画していました。20代後半から視覚障害の症状が出始め、生活にさまざまな変化が生まれる中、高校生の時に出合ったフリークライミングは、障害が生じる前と変わらず続けられたそうです。
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「生きている本」と対話する、リビングライブラリー

リビングライブラリーとは、「生きている本」を貸し出す図書館のこと。「本」として参加しているのは、舞台俳優やアーティスト、ホームレスの人、薬物依存症の人、アスペルガー症候群の人、お坊さんなど、さまざまな背景や経験のある人たちです。読み手は、本を借りることで約30分間、語り部である「本」と対話します。2000年にデンマークで始まったこの試みは、いろんな考えや視点をもつ人たちとの対話を通して、偏見を乗り越えることをテーマに…
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 Photo: Tomoki Hirokawa

大切なことは、みんな子どもに教わった|加古里子さんインタビュー

「表紙をめくってすぐの見返しがただの色紙だなんて、せっかく手にとってくださった子どもさんに申し訳ないじゃない」。絵本作家、加古里子さんは、子どもの遊びを観察し続け、常に子どもの気持ちになって作品を作り続けてきました。会社勤めのかたわら制作を始め、82歳となった現在まで出版した本は500冊以上。そのどれを読んでも、やさしく、明るい力に満ちた「子どもたちへのメッセージ」が込められているのです。
加古里子”という名前を聞き覚えがない人でも、彼の作った絵本を見れば、幼少時代に読んだ記憶が、当時の思い出とともによみがえってくることでしょう。おとなになった今、改めて作品を読み返してみると、子どもが持っている可能性を信じ続けた加古さんの、温かく凛としたまなざしが感じられ、はっとさせられます。加古さんの本を受け入れ、楽しく読んだあの頃の自分から見て、今はどのような「おとな」になっているのだろう。そんなことを考えながら。
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