子どもたちに倣う、養老天命反転地の歩き方
岐阜県養老町にある養老天命反転地。不思議な名前ですが、実は子ども連れにも人気の場所です。現代美術家の荒川修作らが考案したこのテーマパークは、作品の中を歩きまわって実際に身体で感じながら鑑賞するモダンアート。迷路のような塀や、不自然に波打った床、壁や足元に埋め込まれた家具など、とにかく日常の平衡感覚を失うようにつくられています…
ディック・ブルーナが描く、難聴をテーマにした絵本
物語の主人公はベンという4歳の男の子。難聴のためいつも補聴器を付けています。耳が聞こえないことを周囲に理解してもらえないために困っていること、集中して話をきくので、ときどき疲れてしまうこと、そうした耳の不自由な子どもの気持ちが、読み手に伝わってきます。
ダウン症をテーマにした絵本&アプリ my friend Isabelle
子どもたちと障害について話をするときに、一緒に読みたい絵本「my friend Isabell」をご紹介します。簡単な英語とかわいらしい絵でとても読みやすい絵本です。
「ぼくの名前はチャーリー。そしてぼくの友達のイザベル。
ぼくとイザベルは同い年。ぼくとイザベルは、違うところがある…
表現の新しい可能性を探して|映画監督・服部智行さん
『音の城♪音の海 ─SOUND to MUSIC─』は、知的障害のある人たちと音楽家たちの活動「音遊びの会」を追った映画です。音によって自分の気持ちを表現し、まわりに応えるようにまた音を鳴らすことで生まれる、楽譜のない即興音楽によるセッション。監督の服部智行さんは、目が見えない人たちが映画観賞するドキュメンタリーも撮っているドキュメンタリー映画作家です
驚くべき学びの世界展
北イタリアの小都市レッジョ・エミリアで、村の人たちによる手作りではじまった子どものための学校づくり。その創造性あふれる教育は、アートを通して子どもの可能性を引き出すレッジョ式教育として、世界的に注目されてきました。そのコンセプトと活動を紹介する展示会が、東京・渋谷のワタリウム美術館で開催されています。
地球はなにでできている?
私たちの住む地球とはなんでしょう? 私たちが暮らす環境について考えるためには、地球そのものに触れてみるのも大事なこと。地球について知りたくなったら、上野公園にある国立科学博物館を訪れてみよう。生命の誕生と進化、化石のこと、恐竜のこと、人間のこと。地球とすべての生物が密接に関わりあってできている生態系のこと。