絵:小笠原小夜(アイヌ民族博物館HPから転載)

アイヌの物語世界を伝える、デジタル絵本

アイヌの人々は、「ユーカラ」(英雄の物語)をはじめ、さまざまなアイヌ語の物語を口承で伝えてきました。今から20~30年前には、まだアイヌの物語をたくさん知っているおばあさんがいたそうです。北海道白老町にあるアイヌ民族博物館では、そうしたアイヌ語による物語を子どもたちにひとつでも多く伝えたいと、テープレコーダーにたくさんのお話を録音する活動をしてきました…
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 遠野ふるさと村

遠野の語り部に会える場所

民話の里として知られる、岩手県遠野市。そこには代々語られてきた遠野の昔話を伝える「語り部」と呼ばれる人々がいます。「むかし、あったずもな…」という言葉にはじまるのは、おばあちゃんがまだ小さい女の子だった頃に、囲炉裏端で聞いていた遠野の昔話。語り部の表情や身振り、声のトーンなど、その姿や雰囲気全体によって昔話の世界を伝えてくれます…
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 歌川国芳 「たとゑ尽の内」 嘉永5年(1852) 大判三枚組 【後期】

浮世絵のユーモアを楽しむ、歌川国芳展|静岡市美術館

葛飾北斎や歌川広重と同時代に活躍し、武者絵や戯画、風刺画などで人気を博した江戸の浮世絵師・歌川国芳(1797-1861)。その没後150年を記念した展覧会が静岡市美術館で開催されています。8月2日より展示を総入れ替えしてスタートした後期展示では、大勢の人が集まって顔を作っている有名な寄せ絵「みかけハこハゐがとんだいゝ人だ」や、鯨の大捕物を描いた「宮本武蔵の鯨退治」、猫の何気ないしぐさをとらえてを擬人化した「たとゑ尽の内」など、前期に引き続き、国芳のユーモアあふれる作品の数々を見ることができます。小学生以上を対象としたキッズアトリエ「国芳とあそぼう」も開催され…
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 水木しげる『妖怪道五十三次』《京都 晴姿妖怪道中》2003年 (C)水木プロ

東海道五十三次をテーマにしたワークショップ

江戸から現代まで、東海道をテーマにした展覧会が、静岡のベルナール・ビュフェ美術館で開催されています。江戸時代後期の版画家として有名な歌川広重の「東海道五十三次」に始まり、棟方志功、水木しげる、そして奈良美智といった現代作家まで、東海道の魅力を描いた作品を見ることができます。
展覧会期間中には、併設されているビュフェこども美術館にて、子ども向けの関連ワークショップを開催しています…
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 TYY

花のお雛さまとともに春を祝う

お内裏さまは桃の花、三人官女は椿の花、五人囃子はききょうの花。ぼんぼりはかわいい桃の実、桜の花に見立てた御所車を引くのは蜜蜂です。春の野にひょっこり顔を出していそうな、小さな組み木のお雛さま。つくっているのはデザイナーの小黒三郎さん
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 (c) 酒田市教育委員会

雪の中で観る黒森歌舞伎

しんしんと降り積もる雪の中、じっと舞台を見つめる子どもたち。舞台の上にも化粧を施した子どもが、大人にまじって見事な演技を披露するー山形県庄内地方に伝わる黒森歌舞伎は、毎年2月15日、17日の2日間
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