歌川国芳 「たとゑ尽の内」 嘉永5年(1852) 大判三枚組 【後期】

浮世絵のユーモアを楽しむ、歌川国芳展|静岡市美術館

葛飾北斎や歌川広重と同時代に活躍し、武者絵や戯画、風刺画などで人気を博した江戸の浮世絵師・歌川国芳(1797-1861)。その没後150年を記念した展覧会が静岡市美術館で開催されています。8月2日より展示を総入れ替えしてスタートした後期展示では、大勢の人が集まって顔を作っている有名な寄せ絵「みかけハこハゐがとんだいゝ人だ」や、鯨の大捕物を描いた「宮本武蔵の鯨退治」、猫の何気ないしぐさをとらえてを擬人化した「たとゑ尽の内」など、前期に引き続き、国芳のユーモアあふれる作品の数々を見ることができます。小学生以上を対象としたキッズアトリエ「国芳とあそぼう」も開催され…
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 「こども・こらぼ・らぼ 2008」鑑賞ツアーの様子

水戸芸術館 CAFE in Mito 2011 &こども・こらぼ・らぼ

水戸芸術館にて、7月30日より「CAFE in Mito 2011-かかわりの色いろ」展が開催されています。アーティストたちの作品展示、地域の人々と連携したワークショップ、パフォーマンスやコンサートなど様々なイベントがあり、音楽や絵画というジャンルを超えて、子どもたちが自由に発想を広げられる企画も用意されています。8月28日(日)には、ピアニストの中川賢一さんが中心となり、ストラヴィンスキーの「春の祭典」という作品をテーマにしたワークショップが小学生を対象に行われます。内容は「演奏をきいてイメージをふくらませ、思いっきり自由に絵を描いてみよう」というもの…
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 西村繁男(日本)『がたごとがたごと』より 1999年

ようこそ!絵本水族館|安曇野ちひろ美術館

色鮮やかな魚、クジラにカメ、そして竜のような想像上の生き物まで。絵本の中に描かれた水の生き物に出会える「ようこそ!絵本水族館」展が、長野県の安曇野ちひろ美術館で開催されています。世界各国の絵本画家が描いた絵本とその原画を中心に、楽しい水の生き物の数々を紹介しています。楽器を軽やかに奏でる魚や、色鮮やかなタツノオトシゴ、雲の間を歩く足の長いカメ、歌うドラゴンに人魚、河童など…
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植物を知ろう!展|牧野植物園

高知県立牧野植物園では、7月16日より「植物を知ろう!」展が開催されています。牧野富太郎は、日本の植物分類学の父とよばれ、新種や新品種など1500種類以上の植物を命名した植物学者です。その功績は、自らを「草木の精」と称したほどの植物に対する情熱と、子どものような好奇心から生まれたもの。夏の花々が咲きそろう自然豊かな植物園で、牧野博士のように大人も子どもも楽しみながら植物とふれ合ってみませんか?
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 『ピーターパン』(1924年)

とびきりすてきな映画の旅に出よう! こども映画館

小・中学生を対象とした、こどものための映画イベント「こども映画館」が、東京国立近代美術館フィルムセンターにて開催されます。「エジソンの初期短篇集」(1897-99年)や『チーズトースト狂の夢』(1906年)、初期のカラー作品など映画の原点をたどる作品にはじまり、活弁と音楽でよみがえる80年以上前の『ピーターパン』(1924年)、そして『メトロポリタン・ミュージアム』(1984年)『うかれバイオリン』(1955年)といった、映画の中に出てくる「こども」をテーマに集めた…
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