Photography: Mie Morimoto

おばあちゃんは特別な生きもの|Message from grandma|mammoth No.17

「おばあちゃん」と聞いて、どんなおばあちゃんを想像しますか? やさしいおばあちゃん? 太っちょなおばあちゃん? それともいじわるなおばあちゃん? 世の中にはさまざまなおばあちゃんが存在しますが、人類が進化したカギはそんなおばあちゃんたちにあると…
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 Photography: Mie Morimoto

七世代先のこと、想像できますか?|Play with Earth|mammoth No.16

ネイティブ・アメリカンの教えのなかに、「七世代先を考えよ」というものがあります。七世代先とは、自分が生きている現在から五百年ほど未来のこと。「七世代先を考えよ」とは、今、目の前にある美しい風景を、未来に生きる子孫のためにそのまま残しなさいという教えです。だからネイティブ・アメリカンの人々はどんな些細な事でも、つねに七世代先のことを考えて行動してきたといわれています…
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 Photo: Tomoki Hirokawa

大切なことは、みんな子どもに教わった|加古里子さんインタビュー

「表紙をめくってすぐの見返しがただの色紙だなんて、せっかく手にとってくださった子どもさんに申し訳ないじゃない」。絵本作家、加古里子さんは、子どもの遊びを観察し続け、常に子どもの気持ちになって作品を作り続けてきました。会社勤めのかたわら制作を始め、82歳となった現在まで出版した本は500冊以上。そのどれを読んでも、やさしく、明るい力に満ちた「子どもたちへのメッセージ」が込められているのです。
加古里子”という名前を聞き覚えがない人でも、彼の作った絵本を見れば、幼少時代に読んだ記憶が、当時の思い出とともによみがえってくることでしょう。おとなになった今、改めて作品を読み返してみると、子どもが持っている可能性を信じ続けた加古さんの、温かく凛としたまなざしが感じられ、はっとさせられます。加古さんの本を受け入れ、楽しく読んだあの頃の自分から見て、今はどのような「おとな」になっているのだろう。そんなことを考えながら。
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