目に見えないものの大切さを子どもたちに伝えていく|田島伸二さんインタビュー
広く深く大きな海。小さな島から流された汚染は、海流に乗って世界中へと散っていく。『大亀ガウディの海』で 、大 海に棲む生き物たちが放射能汚染で追われる叫びを描いた、田島伸二さん。出版から20年経った現在、海の状態はさらに深刻な状況になっている。私たちがいま考えなけれ ばならない、海のこと。
魚をつかまえよう
マンモス24号のゲームページは「魚をつかまえよう! Catch the Fish ゲーム」。2人で交互に、点と点を線でむすびながら、魚をキャッチしていくゲームです。つかまえた魚の数が多い人の勝ち!
子どもを成長させ輝かせる、海|内野加奈子(写真家・作家)
十年間を過ごしたハワイでは、ローカルキッズや日本から来た子どもたちに、海を舞台にしながら、自然のしくみや不思議さ、楽しさを伝えるプログラムを開催していました。最初は海のことを知らなかった子どもたちがすぐに夢中になって、次々と新しい発見をしていく。豊かな海の環境や生きものは、私にも予想できない子どもたちの反応を引きだし、自然が子どもたちを成長させていくのです
海の危険を 身体で感じて|八幡暁(シーカヤッカー)
僕のおこなっているグレートシーマンプロジェクトは、オーストラリアから日本に広がる広大な海域を、シーカヤックといういわば「人力」だけで航 行しようというもの。この計画を知ると人は僕のことを「勇気ある冒険者」のように言ってくれますが、自分ではまったくそう思ってはいないんです…
不思議にみちた深海の生きもの
深海とは、多くの場合水深200mよりも深い領域をさします。地球上の海の深さの平均は約3,800mというから、海のほとんどが 深海といっても過言ではありません。その海のなかでももっとも深いとされている場所は、太平洋にあるマリアナ海溝 のチャレンジャー海淵。なんと水深10,900m以上もあります。
“知恵”を育む海あそび|海野義明(NPOオーシャンファミリー代表)
数十年前まではここ葉山の海の周辺にも大家族が多く住んでいて、子どもたちは、親だけでなく近所の大人たちと普通に接し、いろいろなことを学びとっていました。学校が終われば当たり前のように海に出かけ、遊ぶなかで自然の美しさや怖さを知っていったんです…