ディック・ブルーナが描く、難聴をテーマにした絵本
物語の主人公はベンという4歳の男の子。難聴のためいつも補聴器を付けています。耳が聞こえないことを周囲に理解してもらえないために困っていること、集中して話をきくので、ときどき疲れてしまうこと、そうした耳の不自由な子どもの気持ちが、読み手に伝わってきます。
ダウン症をテーマにした絵本&アプリ my friend Isabelle
子どもたちと障害について話をするときに、一緒に読みたい絵本「my friend Isabell」をご紹介します。簡単な英語とかわいらしい絵でとても読みやすい絵本です。
「ぼくの名前はチャーリー。そしてぼくの友達のイザベル。
ぼくとイザベルは同い年。ぼくとイザベルは、違うところがある…
表現の新しい可能性を探して|映画監督・服部智行さん
『音の城♪音の海 ─SOUND to MUSIC─』は、知的障害のある人たちと音楽家たちの活動「音遊びの会」を追った映画です。音によって自分の気持ちを表現し、まわりに応えるようにまた音を鳴らすことで生まれる、楽譜のない即興音楽によるセッション。監督の服部智行さんは、目が見えない人たちが映画観賞するドキュメンタリーも撮っているドキュメンタリー映画作家です
うとうとしたり、くんくんにおいをかいだり|スヌーズレンの部屋
岩手県の北、森に囲まれた奥中山高原にある「いわて子どもの森」には、施設の中も外も、身体を使って思いきり遊べるフィールドが広がっています。ハンモックの絵本コーナーやおもちゃ湯、冒険の塔など様々な遊び場が用意されていますが、その中に「スヌーズレンの部屋」という、障がいを持つ子どもたちがリラックスして過ごせる場所があります。
「スヌーズレン」とは、オランダ語の“スヌッフレン”(くんくんにおいを嗅ぐ)と“ドゥーズレン”(うとうとする)という二つの日常的な単語からできた造語。もともと重度の知的障害を持つ人々とのかかわりを理念として、およそ25年前にオランダで生まれました。
にぎやかな風・茶谷恒治さん
東京・阿佐ヶ谷にある福祉ショップ「にぎやかな風」の店長を務める茶谷恒治さん。お店には全国各地の福祉施設でつくられた商品が並んでいます。放し飼いにした鶏の卵でつくったマヨネーズ、木曽ひのきでつくられた箸、手編みのカゴ、自家製野菜を使ったドレッシングなど、どれも大切につくられたものばかり。なかでも茶谷さんのお気に入りの商品は、和歌山県の港でとれた魚を天日で干したダシパック…
Mammoth #22 Handicapped & Able | User's Manual
3月18日より配布されている、Mammoth Magazine 22号「Handicapped & Able Issue」の楽しみ方を映像で紹介するビデオクリップです。今回BGMとして使用しているのは、紙面にも登場している音楽家・片岡祐介さんとマンモスキッズによる即興音楽。撮影時に録音された音源を使っています。