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子どもは未来そのもの|中島デコさんインタビュー
ブラウンズフィールドと呼ばれるその場所には、世界中からいろんな人が集まってきます。五人の子どもに恵まれ、マクロビオティックを実践しながら自給自足の生活をする中島デコさんが話してくれたのは、生きるということそのもののすばらしさでした。「私のコンセプトは、子育て中の人を応援すること。子どもって未来そのものだと思うし…
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根本きこさんインタビュー|ふたりめの誕生で変わった家族の生活
海と山に囲まれた逗子でカフェを営みながら子育ても楽しむライフスタイルが、同世代の女性の支持を集める根本きこさん。昨年女の子を出産、ふたりのお子さんのママになったきこさんに、子育てについて、そして仕事や生活のあれこれについてお話を伺ってみました。
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子どもたちに伝えておきたい大切なこと|ジャック・ジョンソンさんインタビュー
「ハワイのすばらしい自然を、次の世代に受け継いでいきたい」 ミュージシャンであり、地元ハワイでは子どもたちのための環境教育活動に取り組む、ジャック・ジョンソン。年に一度のチャリティイベントをオーガナイズし、子どもたちのいる学校にも自らで出向く彼は、世界的なミュージシャンである前に、ハワイのローカルヒーロー。今年で三度目となるコクア・フェスティバルの会場で、子どもたちへの思いや環境教育プログラムのこと、そして自身の子育てについて語ってもらいました。
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大切なことは、みんな子どもに教わった|加古里子さんインタビュー
「表紙をめくってすぐの見返しがただの色紙だなんて、せっかく手にとってくださった子どもさんに申し訳ないじゃない」。絵本作家、加古里子さんは、子どもの遊びを観察し続け、常に子どもの気持ちになって作品を作り続けてきました。会社勤めのかたわら制作を始め、82歳となった現在まで出版した本は500冊以上。そのどれを読んでも、やさしく、明るい力に満ちた「子どもたちへのメッセージ」が込められているのです。
加古里子”という名前を聞き覚えがない人でも、彼の作った絵本を見れば、幼少時代に読んだ記憶が、当時の思い出とともによみがえってくることでしょう。おとなになった今、改めて作品を読み返してみると、子どもが持っている可能性を信じ続けた加古さんの、温かく凛としたまなざしが感じられ、はっとさせられます。加古さんの本を受け入れ、楽しく読んだあの頃の自分から見て、今はどのような「おとな」になっているのだろう。そんなことを考えながら。
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地球を想い、地球と生きる|カナダの環境活動家、セヴァン・カリス=スズキさんインタビュー
「どうやってなおすかわからないものを壊し続けるのはもうやめてください」
1992年、セヴァン・カリス=スズキとその友人グループは“ECO”(子ども環境NGO)を設立、自分たちで旅費を貯め、リオ・デ・ジャネイロで開催された「地球サミット」に参加しました。このサミットでセヴァンは、各国の代表や大使、銀行家などの前で演説をおこなったのです。「世代間をつなぐ愛の瞬間」と後の彼女が名づけるそのスピーチは世界中の脚光を浴び、多くの聴衆が感動の涙を流しました。
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自分の「学び」しだいで、世界の見えかたは変わる|上田信行さんインタビュー
『セサミストリート』を初めて見たときにすっかりシビれてしまった上田信行さんは、それがきっかけで教育学に携わるようになりました。教育というとちょっと堅苦しく思ってしまいがちだけれど、じつは「学ぶ」という行為は、アクティブでパワフルで、なにしろとっても楽しいこと! 大学や自ら創設したアトリエでのワークショップなど、実践的研究をとおして、どうやったらこのうえなく真剣に楽しく「学び」を実践できるかを探求する上田さんに、上手に学ぶコツを、教えてもらいました。